テラモーターズSEED48の試乗販売 電動専門店~スマートハート~
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テラモーターズ・SEED48【生産終了車両】

定番の電動スクーターがマイナーチェンジし、各所、クオリティアップ!SEED48
抜群の操作性能で初心者入門用にベスト!
生産終了車両です。
スマートハート販売価格:¥95,000(税別)
※専用充電器は別売りです→¥18,000(税別)
スマハの人気カラーランキング! シルバー /
ワインレッド /
ブルーメタリック / ブラック
※送料・ナンバー取得料・自賠責保険・盗難補償・ロードサービス・オプション品は含まず
特徴
まず、テラモーターズのSEEDシリーズは、全グレード共通ボディとなっている。
そのコトからもわかる通り、外装パーツなどのコストダウン化となっており、合理性を追求するメーカーらしい特徴が随所に出ているバイクと言える。
まず、ライディングポジションはごくごく普通の原付スクーター。
旧型のアナログメーターから一新され、デジタルメーターとなっているが、しょーじき、日中は照度が足りなくて見えない。
電気スクーターなのでデジタル表示をしたいキモチはわかるのだが、各社国産メーカーが採用しないのは、どんな高性能でも見づらい時があるからだ。
これは、アナログに戻したほーがイイと思う。
前述した通り、ボディはSEEDシリーズ共通で、そのデザインは安定している。
ジャパンデザインとも言える中型排気量的なオーソドックスなデザインは、むしろ飽きが来ないかも知れない。ただ、それだけにおっさんぽいイメージが拭えない。
ヘッドライトはフロントカバーに位置しているので、フロントバスケットは付けられない。
リアボックスがオプションで付けられるとは言え、少し痛い。
電気スクーターを買われるユーザーは、高年齢の方が多く、乗り物に対して利便性を追求するのだが、前カゴが装着出来ないのは、今ひとつモノ足りない。
今回の車両はキャンペーン商品なので、リアボックスがサービスで取り付けられているが、通常は、オプション扱いとなります。
そして、もう一つ旧型からの大きい変更点が、フロントのサスペンションだ。
リンク式から、テレスコピック式に変更となり、良く言えばスポーティなイメージ、悪く言えば乗り心地が悪くなっている。この変も、ユーザーにはしょーじき不評だ。
あとに、試乗インプレで詳しく述べるが、デザイン面では、たしかにテレスコピックのほうがスッキリしていてわかりやすいのだが、おっさんバイクにスポーティさは、不要かな・・・とは思う。
これまた、オーソドックスな計器類だ。単純明快でわかりやすい。
右の親指で操作するのが緊急ストップスイッチ。一番左と真ん中の切り替えは電源がONになっても、モーター出力を遮断する設定だ。
安全装置が皆無なので、このストップスイッチを安全装置代わりに使うとゆーのはアリだ。
そして、グリップデザインがなんともシュール。汎用チャイナパーツを使っているが、グリップ幅が短くて足りない上に、触り心地が良くない。
一番多く触れる部分なので、一番おごりたい部分だ。ココも改善が必要だと思う。
標準装備として、サイドスタンドは嬉しい。
力の無い女性や高齢者は、しょーじきセンタースタンドはムリだ。あくまで、メンテナンス用のイチ付として、通常利用はサイドスタンドを利用したい。
だからこそ、飛び出し防止の安全装置の装着は改善して頂きたいポイントだ。
収納は、フロントのグローブボックス、そして、メットインスペースは、ジェットヘルぐらいなら入りそうだ。
ブレーカースイッチの場所は、メットイン手前に位置している。
ステップには、専用ゴムが敷き詰められているが、悪い品質のモノだとピッタリ合わないもんだが、このSEEDに関してはピッタリと吸い付くように装着されているのは、ひじょーに印象がイイ。
ブレーキは、前後ともドラムだが、これぐらいでちょーどイイだろう。
ブレーキシューの素材を少し改善さえすれば、もう少し制動力も上がるし、鳴き止めにもなるだろう。
シートは二人乗りが出来てしまうぐらい広い。とゆーか、後に発売した、原付二種のSEED60Rと共通というコトで、広いシートの必然性が生まれた。
テールデザインは好き嫌いハッキリするだろーが、視認性は良好だ。
肝心な充電ポートは、ステップ上方にある。
毎日の充電なので、より手の届きやすい場所というコトで、シート下などが定番となっている。
全体的なデザインを考えても、なんとなく、リアボックスが付いてて完成形という感じがしなくもない。とても似合うし、フロントバスケットが付けられないコトもあるので、ぜひオプション装着は検討して頂きたい。
定番スクーターとしての位置づけ、初心者電気入門用のバイクとして重宝され、売れている理由を垣間見た感じがする。
ぜひ一度現物を見に来て下さい。
スペック
メーカー・車種名 | テラモーターズ・SEED48 |
---|---|
価格 | ¥95,000(税別) |
ナンバー | 原付一種(白ナンバー) |
乗車定員 | 1人 |
全長 | 1800mm |
全幅 | 660mm |
全高 | 1060mm |
最低地上高 | 110mm |
シート高 | 730mm |
車両重量 | 86kg |
満充電時航続距離 | 35~45キロ |
最高速 | 45km/h |
登坂能力 | 10度 |
モーター | ホイールインモーター600W |
バッテリー種類 | シリコンバッテリー48V(12V20Ah×4) |
充電時間 | 70%充電まで 2〜3時間・100%充電まで 7〜9時間 |
ブレーキ | 前:ドラム 後:ドラム |
タイヤサイズ | 前:80/100-10 TL 後:80/100-10 TL |
メーカー動画CM
店長の試乗インプレッション
SEEDシリーズの原点とも言えば、それこそ、電動バイクの原点とも言えるかも知れない。
そんな定番スクーターであり、各社のベース概念とも言える、このSEED48だが、取り回しは外装の大きさからは想像出来ないほど軽い。ふん!っと腰を入れて動かそうとしたら、すんなり指でも押せるぐらい軽い車体にびっくりだ。この軽さが、初心者に対して優しいのは言うまでもない。
シートはたっぷり広く、柔らかいクッションがありがたい。カツカツのシートだと座った瞬間に乗る気も失せる感覚が宿るが、シートにお尻を乗っけて、ステップに足を乗っける、そして手を伸ばしてハンドルグリップに添えるという一連の感覚が、国産スクーターと何ら変わりない、自然なライディングポジションなので、誰しもが乗りやすいと豪語する理由がわかる。
スイッチをONにして、走り出すと、ん~~~~ おそい。
加速感がない・・・ ってぐらいおそい。
スペックを文字で見る限り他のスクーターと大差ないように感じるが、圧倒的に加速がかったるい。少し足で蹴りたくなるスタート と言えば伝わるだろうか?

そんなかったるい加速感も中間加速となると、無音というキモチ良さが広がる。
ある程度スピードが乗ってくると、今度は止まりたくない衝動に駆られる。つまり、初期加速が悪いのでブレーキかけて減速したくないわけだ。
信号待ちでも、他よりスタートを早く切りたくもなる。これは、わたしには非力で常用出来るモノではない。
ただし、例えば、わたしの父に買う場合、高齢の母に乗せる場合、娘に乗せる場合、息子に乗せる場合、などを考えた時に、このトロさは、プラスに転じる。完全に安全速度だからだ。

最高速も、メーター読みで47キロがMAX。おそらく実測値で、そこまでは出ていないだろう。
でも、風景は止まって見えるほど、安全な速度であり、いわば、乗りたくはないが乗せたいバイクなのだ。
もちろん、電気バイクのランニングコストは無いにも等しい。通勤通学、ちょい乗り、買い物使いなど、めんどっちーガソリンスタンドに行くという予定をしないでイイとゆーのは、どんなユーザーも魅力を感じるトコロではないだろうか?
そして、電気ならではの無音走行は、ひじょーにキモチイイの一言だ。これまで自分の声でさえも遮っていたエンジン音がないのは、違う次元に誘います。
あー これが電気なんだなー と思うはずです。
制動は、前後ともにドラムというコトもあり、大したコトはない。大したコトはないが、メンテナンスや構造の単純さなどを考慮に入れた場合、ドラムブレーキで十分だ。
利きすぎるブレーキは、危険とも言える。
そんなドラムブレーキで十分に減速し、ゆっくりとコーナリングしようとすると、意外と曲がらない。軽いのに曲がらないのは不思議な感覚だ。
これまでのエンジンスクーターだと、軽い車体というのは、必然的にショートホイールベースだったのだが、このSEEDは、ホイールベースが長い。これが起因して、曲がらない感覚が出て来るわけだ。

曲がる時は、90度であれば、ハンドルを切るよーな感覚。スピードが出ている場合であれば、車体を寝かし込む感覚で曲がるコトになる。ただ、寝かし込んで曲がるコトを考えると、タイヤが細くて心細い。やはり、十分減速して、ハンドルを切る感覚で曲がるのがベストだ。
そして、50キロ道路だと、その車体の安定性はなかなかのモノ。
リアの2本サスペンションからも伝わるが、左右対称でキッチリしているイメージがある。
あまりフラついた感じ受けないのも、ライディングポジションがしっかりしているし、左右対称な感覚もあるし、利き過ぎないブレーキも後押ししていると思う。
本当にトップメーカーの作る定番スクーターだけあり、初心者色がしっかり付いている。
その辺りは、すばらしー商品展開だと思う。
これぐらいのかったるさのある安全な電気バイク、その存在はたしかに売る側にとって必要だ。
そこまで計算しているとすれば、なかなかの戦略だと思う。
子供に・・・、妻に・・・、おじーちゃんに・・・ ってお考えの方、まずはSEED48を検討してはいかがでしょうか!?
店長の勝手に評価
オススメポイント
- 安い!・・・これが売れないと何が売れるって感じです。
- 外装のしっかり度・・・外装もしっかりくっついている感がありGOODです!
- 押し歩きが軽い・・・軽く押せるのは、どんな状況でもうれしーモノです!
イマイチポイント
- 加速が悪い・・・さすがにおそいが、買い与える場合はプラスに転じるかも知れない。
- 色形がおっちゃんぽい・・・一昔前のおっちゃんスクーターデザインは、やはり頂けない。
- サスペンションがプア・・・ホアンホアンしているサスは改善の余地がある。
総評
機能 | ★★☆☆☆ 2 | サイドスタンドやグローブボックスなどは装備しているが、年配の方向けの安全装備を付けて欲しい。 |
---|---|---|
性能 | ★★☆☆☆ 2 | パワーがないのもたしかに気になるが、曲がりにくいのが一番のネックポイントだと思う。これで小回りが利けば、もっともっと広くオススメ出来るイイバイクになる。 |
デザイン | ★★★☆☆ 3 | 良くも悪くも日本的デザイン。比較的年配の方や、通勤として特化する場合は受け入れやすいデザインだと思う。 |
コスト | ★★★★★ 5 | バイクは10万円!って基準で考えるとお買い得感は満載だ。これが業界標準で基本と考えるとイイ指標だと思う。この金額でこの品質ならば、買いですね。 |
安心度 | ★★★★☆ 4 | パワーが無い分安全に乗れるというのはある。ただし、安全装備として、年配の方がターゲットだとすると、せめてサイドスタンドの飛び出し防止ぐらいは欲しい。 |
満足度 | ★★★★☆ 4 | 初心者の電気スクーター入門用と考えた場合、これは最適だと思う。第一に取り回しが軽く、ごくごく一般的な装備で新しく覚える必要性もないというのが、人気の理由だろう。まさに定番スクーターだ。 |
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Tag: TERRAMOTORS テラモーターズ SEED シード 原付二種 プラグイン 600W シリコンバッテリー サイドスタンド グローブボックス メットイン収納 大型リアキャリア 前輪ディスクブレーキ ホイールインモーター デジタルパネル