エコプロダクツ2015@発電・蓄電する自転車
12月10・11・12日と3日間ビッグサイトにて開催中の「エコプロダクツ2015」に顔を出して来ました
企業、団体、国、行政など、エコな活動を外部発信できる、日本で最大級のエコイベントです。
もはや、「エコイベント」とゆー言葉が定着した節もあるほど、ひとつのPRカテゴリーとなっていますね。
たとえその活動が、ガソリンをぼんぼん燃やし、排出ガスをガンガン出していても、いや、だからこそ、こーしたエコPRが必要になり、それを配信し、企業CSRとして、逆に好印象を与える材料として、こーしたイベントを活用しています。
ズバっと悪く言えば、こーした環境活動は持ち出しで行いますので、そのかわり公害を出させて頂いております。とゆー偽善?
ま、今どき、一消費者のあなたでも、皆がエコ活動がほんとーにイイと思ってやってるとは思ってないっすよね?
電気自動車や、電気バイクが、エコだから乗る なんて思ってないと思います。
ただただ新しいと思うから、まだ誰も乗ってないから、ネタに、お金が減りにくいから。
こんな理由でしょ?
それをわかってて、企業や行政が行うエコ活動を応援したり、支援したり、納得したりしているわけですから、わけのわからん時代になりました。
カンタンに言えば、この開催地のビッグサイト、床面はイベント出展がしやすいよーに、フラットなコンクリになっておりますが、エコイベントとなると、わざわざウッドチップを敷き詰めたりして、床面をあえて凸凹にしたりするわけです。
フラットがイイのか?凸凹がイイのか?わけがわからんですよね?
でも、これが、今の時代の「エコ」を象徴しています。
大量生産するために環境を汚してまでも世の中を豊かにしよーとする反面、その豊かにする世の中に対して環境改善とゆー抑制力も、同時に同じ会社内に存在する。
それを踏まえて、新たなモノを見てみると、おもしろいと思います。
まずは、今流行りの超小型モビリティ、これは横浜市の出展です。
横浜では、今はいつでもレンタルできる、日産の「チョイモビ」ですね。
一度乗ったコトはありますが・・・乗り味は、その後、いろんな超モビを乗ってしまい、忘れてしまいました。w
ホンダと対して変わらん印象がありました。
トヨタ・コムスに限っては、とりわけめずらしーモノではありませんが、郵政仕様は初めて見ました。
なんとなーく使えそう・・・ってなイメージですね。
トヨタブースは、MIRAI押しですね。
カットモデルが展示されておりましたが、やはり、かなりの人だかり。
このバームクーヘンみたいなのが、水素タンクです。
だいたい、後部座席の下辺りに位置しておりました。
ホンダブースは、さすがですね~
ウッディーであり、見た中では一番センスがイイ感じがしました。
V2H(ビークルtoホーム)をイメージさせた、FCVを主体とした展示でした。
ENEOSブースも、水素スタンドを前面に出し、安全性、快適性をアピールしておりました。
特におもしろかったのが、トヨタのフォークリフトです。
いったい、どーやって水素を補給するのか?
水素ステーションまで走って行けるのか???
水素押しとゆーのは、事前に理解しておりましたが、目の当たりにすると、いよいよ時代が来ている と実感できます。
そして、スマートハートが着目したのは、発電です。
この工学院大学のOWLは、ワールドソーラーチャレンジ2015準優勝車でもあり、発電して走るクルマの最先端テクノロジーの塊ではある。
この流線型、美しすぎます。
各ブース共に、発電デバイスはいろいろとあったのですが、やはり、気になるのは、自転車発電です。
今さら、なんでやねん! と思うかも知れませんが、発展途上国にとって、移動と発電と蓄電、すべてが手に入る足漕ぎ発電自転車は、すんげー画期的です。
こちらは、固定式自転車ではありますが、タイヤに設置したダイナモを回すコトで、目の前にあるLEDを点灯するコトで、働きが見えるのが特徴。
これはスマートハートのイベントなどにも利用できるので、今度作ってみよーかと思っております。
こちらは、今は慈善事業で行っている活動ですが、各地域で問題視されている放置自転車を行政から貰い受け、ハブダイナモを外し、それを後輪タイヤに設置させ回転。
回転させ発電した電力を膝下のバッテリーに貯めて、電力が安定しない途上国で照明に利用したりしよーとするプロジェクトです。
しかも、移動も兼ねているがこのプロジェクトの特徴ですね。
もし、この移動を兼ねた蓄電に賃金を与えるコトができれば、仕事としても提供できるとゆー一石二鳥どころか、三鳥ですね。
こーした活動をしている「EVF」の方々、これからも応援したいと思っております。
また、携帯型のマグネシウム発電もなかなか人気がありました。
水を入れ、中のマグネシウムと結合し、電力を生むとゆー科学反応を使います。
あくまで、使い捨てになりますので、緊急災害時用とゆーコンセプトで、もうすでに販売している商品らしいです。
こーしてみると、これまで、自宅の商用電源から充電した電気を、回転エネルギーに変換した乗り物で、ただ消費しているモノを「EV」と呼んでいますが、少し、世の中の動きとしては様変わりしているよーに思えます。
方向性は、発電し、蓄電し、その電気をどこに活用するか?が肝ですね。
移動する手段として消費するコトがEVの目的ではなく、今後のEVとは、蓄電された電気エネルギーを活用できる乗り物 とゆー位置づけが正しいのかも知れません。
いや、実は、最初から、そーあるべき乗り物 とわかっていたと思います。
でも、なぜだか、いつの間にか、ガソリンなどと同じよーに、いかに多くのエネルギーを積むコトができるか?を考えすぎて、「化石燃料のお弁当」と同じイメージでEVを考えてしまったのではないでしょーか?
航続距離を伸ばすコトに固執し、大容量のバッテリーを積むコトにこだわり過ぎて、じゃー充電時間が伸びるのをどーするのか?インフラ自体はどーするのか?と、マイナスの思考に走っています。
積めなければ作れば良い。
今後のEVの進むべき道は見えています。
発電と蓄電テクノロジーです。
以下に高効率で発電するコトが出来て、かつ、そのエネルギーを圧縮しコンパクトに貯蔵できるか?を突き進めて行けば、未来は広がるはずです。
まずは、足こぎでキコキコと発電する移動自転車、こんなコトから初めてみたいと思っています。
今回の記事はどぉ~でした?
今回のイベントデータ
エリア:東京ビッグサイト
イベント名:エコプロダクツ2015
開催日時:2015.12/10~12日
Tag: エコプロダクツ2015 ビッグサイト 展示会 トヨタ エネオス 水素 ホンダ
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