キャピーのバッテリー端子の劣化@中華製電動バイクの買い方
販売店は、メーカーから試乗車を買わされます。
そもそもこの方式が正しいかどーか?は、またの機会に語りたいと思っていますが、各モデルの在庫を最低でも1台はしているわけです。
でも、そのモデルも、メーカーが新型を出すと、試乗車として無用となります。
しかも、試乗車とゆーコトもあり不特定多数が乗ってしまうと、いくら店舗内保管だとしても、中古車となってしまう。
こーして中古車となってしまった車両をお安くご提供する場合があります。
走行距離に短いモノをより安く買いたいと思うのは、ユーザーの希望でもあるでしょう。
ただ、この中途半端な価格帯の中古品を買うコトで、痛手を食らうコトもあります。
今回、そーして試乗車のベイズ・キャピーを当店で悩んだあげく、試乗車をご購入されたお客様が、その一例です。
約、40%OFFでご購入されたのですが、1年経たず、トラブルが出てしまいました。
走行中に、フッと電源が切れてしまい、モーターもウィンカーもなんも点かなくなってしまったとゆートラブル。
現場がスマートハートと同市内であったため、朝にご連絡いただき、午前中には対応するコトができました。
ま、少なからず、ベイズ社に限らず、中華製を遠方に売るのは、リスクが伴います。
それは、当店としてもそーですが、お客さまにとってもです。
現場では、疑わしいであろートコロはすべてチェックしてみましたが、ダメ。
一部、電極に粉を吹いていたり、断線していたりと、違う要因も発見してしまいました。
どんだけ壊れてるんだよ~ って感じ?w
結局、現場決着出来なかったので、持ち帰りで、まず、バッテリーを疑いました。
このキャピーは、鉛バッテリーのクセして、着脱式。
その重さから、ゴットンゴットンとユーザーさまは、取り扱いが荒くなるのは目に見えています。
ケースを開けてみると、案の定、端子がボッソボソ。
衝撃もあって、プラス配線がブチ切れてました。
絶縁や、バッテリー自体の固定ぐらいしてくれよ~ って感じです。
中身を公表すればするほど、中華製バイクを買うユーザーが減るのは、必死ですね。
かろうじて、バッテリーが積み重なっている程度のクオリティです。
そして、そんな少しでもお安くと試乗車に手を出してしまった欲がたたり、今回の修理代金は自腹。
このまま、あと半年はノントラブルで使用ができれば御の字でしょーかね。
これまで、中古車市場で商売をしてきて、お客様との対話の中で、中古マーケットでのイニシアチブは一通り経験してきました。
わたしから言えるのはただ、一点。
車両購入の場合、「所有」ではなく「利用」に重きを置く場合、新車を購入するコトが損しないコツです。
利用する車両が故障を起こす可能性があるモノ、それに対して費用がかさむコトが予想される場合、少なくとも保証期間のあるモノを選ぶ。
これ、とーぜんのコトですね。
性能や程度、コストとの兼ね合いで線引きはむずかしーでしょーが、ただただ安さに飛びつくのはやめましょー。
安物買いの銭失いにならないよーに注意したいモノです。
今回の記事はどぉ~でした?
今回の修理データ
エリア:埼玉県さいたま市
バイク:ベイズ・キャピー
トラブル:バッテリー端子腐り
Tag: ベイズ BAYES キャピー バッテリー 端子 出張修理 試乗車
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