新座市民祭り産業フェスティバルにて電動木製カートを出展のライト・モビリティ設計

新座市民祭り産業フェスティバル@電動木製カート

突き詰めれば、四輪になる。

こー言うのは、EVのボディ設計を手掛ける「ライト・モビリティ設計」の代表、水嶋氏だ木製カート

モーガンや発展途上国の乗り物に多い三輪車両なども、未開発的要素があり魅力的なモノではあるモノの、剛性やドライバリティを考え、追求すると、ボディ設計の観点でも四輪が優れているとゆー結果に落ち着くのであろう。

これは、二輪に長く携わって来た、わたしの個人的な見解でも一致する。

わたしが特に懸念するのは、二輪のその危険性

転ばない二輪は存在しない

おそらく今後もないだろう。

例え、開発されたにしても、それは電子制御されたセンサーの塊・・・半アンドロイド化され制御され尽くした、操作する乗り物とは掛け離れたモノとなるコトであろう。

特に、二輪のスーパーデメリットの危険性。

転ぶ=ケガ

これを回避する術は皆無だ。

だれが好き好んでケガする乗り物に乗ろうとするのか?

もはや、我々の生活の中で存在するモーターサイクルは、往々にして、趣味の乗り物では無くなっている。

壊れない。維持費が安い。時短。

これさえクリヤーしていれば、ビジュアル・安全性・社会性など、気にもしてない。

こーした二輪ユーザーの常識の中で商売するコトの浅さ と言ったらない。

求めるのはいつも、スペック vs コスト だ。

ただし、EVの世界は、それだけではないモノが存在する。

より安全性を求めれば、ドライバリティを求めれば、四輪になるだろーし、そーした中で設計されるEVで、かつ、ビジュアルを意識した車両を開発するという世界がある。

新座市民祭り

今回、ライト・モビリティ設計さまが出展される、新座市民祭り産業フェスティバルにおじゃました。

新座市民祭り

そこで見たモノは、前述した世界とはまったく逆のスタンスで作られた、優雅なモノであった。

木製カート

電動の木製カートだ。

そのボディは名前の通り、木製の合板をモノコックで組み上げられている。

木製カート

昔の航空機のよーに、ネジが無数に留めてあり、モノコックとしての剛性感を上げている。

木製ならではの暖かみと、締めるのも面倒だったとは思うが無数のネジを露出させ、オーソドックスなメカニカルな雰囲気を醸し出している。

美しい四輪カートだ。

木製カート

ベースは、CQ出版社の電子教材、CQカートだ。

公式CQ出版社:CQカート

木製カート

ミツバの電動モーターに、自作コントローラー、24V鉛バッテリーで動く。

今回は展示のみであり、実際に走らせて、どんな感覚を味あわせて貰えるのか?は今後の楽しみにさせて頂くが、木製ボディというだけで、ココロくすぐる。

乗らせて頂く限りでも、まさに、イメージどおり、「優雅」。

その言葉がしっくり来る。

こーしたイメージ感を与えられるボディ設計というアイデンティティは、今後のEV開発にはなくてはならないモノとなるだろう。

マネの出来ない、持って生まれたセンス。とゆー領域だ。

そーしたセンスに魅了されてしまったので、代表の水嶋氏とは、今後もお付き合いが長くなりそーだ。

スマートハートも負けないよー、しっかりと先を見据え、二輪業界の低コスト商売に留まらない、三輪や四輪の新たな世界観を追求して行こーと、この方に会って決意を深めた次第だ。

木製カート

この木製カート、教材キットとしても発売を考えている予定だ。

大学、専門学校、公的機関、企業などの教材用としてお考えの方が居れば、まずは、スマートハートがご相談にのりますので、お気軽にご一報頂きたい。

等身大のEVカートから、学べる未来があると思う。

アトム

未来の子、アトムも応援してますよ。

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今回のイベントデータ

エリア:埼玉県・新座市
イベント名:第39回新座市民まつり産業フェスティバル
開催日時:平成27年10月10(土)・11(日)

Tag: ライト・モビリティ設計 CQカート 木製カート 四輪カート EVカート ミツバモーター MITSUBA

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