新座市民祭り産業フェスティバル@電動木製カート
突き詰めれば、四輪になる。
こー言うのは、EVのボディ設計を手掛ける「ライト・モビリティ設計」の代表、水嶋氏だ
公式Facebook:ライト・モビリティ設計
モーガンや発展途上国の乗り物に多い三輪車両なども、未開発的要素があり魅力的なモノではあるモノの、剛性やドライバリティを考え、追求すると、ボディ設計の観点でも四輪が優れているとゆー結果に落ち着くのであろう。
これは、二輪に長く携わって来た、わたしの個人的な見解でも一致する。
わたしが特に懸念するのは、二輪のその危険性。
転ばない二輪は存在しない。
おそらく今後もないだろう。
例え、開発されたにしても、それは電子制御されたセンサーの塊・・・半アンドロイド化され制御され尽くした、操作する乗り物とは掛け離れたモノとなるコトであろう。
特に、二輪のスーパーデメリットの危険性。
転ぶ=ケガ
これを回避する術は皆無だ。
だれが好き好んでケガする乗り物に乗ろうとするのか?
もはや、我々の生活の中で存在するモーターサイクルは、往々にして、趣味の乗り物では無くなっている。
壊れない。維持費が安い。時短。
これさえクリヤーしていれば、ビジュアル・安全性・社会性など、気にもしてない。
こーした二輪ユーザーの常識の中で商売するコトの浅さ と言ったらない。
求めるのはいつも、スペック vs コスト だ。
ただし、EVの世界は、それだけではないモノが存在する。
より安全性を求めれば、ドライバリティを求めれば、四輪になるだろーし、そーした中で設計されるEVで、かつ、ビジュアルを意識した車両を開発するという世界がある。
今回、ライト・モビリティ設計さまが出展される、新座市民祭り産業フェスティバルにおじゃました。
そこで見たモノは、前述した世界とはまったく逆のスタンスで作られた、優雅なモノであった。
電動の木製カートだ。
そのボディは名前の通り、木製の合板をモノコックで組み上げられている。
昔の航空機のよーに、ネジが無数に留めてあり、モノコックとしての剛性感を上げている。
木製ならではの暖かみと、締めるのも面倒だったとは思うが無数のネジを露出させ、オーソドックスなメカニカルな雰囲気を醸し出している。
美しい四輪カートだ。
ベースは、CQ出版社の電子教材、CQカートだ。
公式CQ出版社:CQカート
ミツバの電動モーターに、自作コントローラー、24V鉛バッテリーで動く。
今回は展示のみであり、実際に走らせて、どんな感覚を味あわせて貰えるのか?は今後の楽しみにさせて頂くが、木製ボディというだけで、ココロくすぐる。
乗らせて頂く限りでも、まさに、イメージどおり、「優雅」。
その言葉がしっくり来る。
こーしたイメージ感を与えられるボディ設計というアイデンティティは、今後のEV開発にはなくてはならないモノとなるだろう。
マネの出来ない、持って生まれたセンス。とゆー領域だ。
そーしたセンスに魅了されてしまったので、代表の水嶋氏とは、今後もお付き合いが長くなりそーだ。
スマートハートも負けないよー、しっかりと先を見据え、二輪業界の低コスト商売に留まらない、三輪や四輪の新たな世界観を追求して行こーと、この方に会って決意を深めた次第だ。
この木製カート、教材キットとしても発売を考えている予定だ。
大学、専門学校、公的機関、企業などの教材用としてお考えの方が居れば、まずは、スマートハートがご相談にのりますので、お気軽にご一報頂きたい。
等身大のEVカートから、学べる未来があると思う。
未来の子、アトムも応援してますよ。
今回の記事はどぉ~でした?
今回のイベントデータ
エリア:埼玉県・新座市
イベント名:第39回新座市民まつり産業フェスティバル
開催日時:平成27年10月10(土)・11(日)
Tag: ライト・モビリティ設計 CQカート 木製カート 四輪カート EVカート ミツバモーター MITSUBA
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