電動三輪スクーターは主流となる@ブルーテクノ X3 LOADER
元々電気事業を行っている企業さまは多くあるかと思います
例えば、現在普及させている電気自動車用の充電スポットを製造、販売、設置をしている会社だったり、ソーラー発電機や蓄電システムを扱っている会社など様々です。
現状、そーした事業を官公庁向けに行っている企業さまもおられると思います。
その商材にプラス、移動車両、つまり、電動バイクの取り扱いを増やすコトでラインナップを強化し、さらなる事業の安定を狙っている企業さまも少なくありません。
ただし、必ず、そこでネックとなって来るのが、二輪バイクにおける危険性です。
ちゃんと乗り方さえマスターすれば、二輪とゆー、こんな便利な乗り物はないのです。
ただし、それは、20世紀までの考え方です。
二輪バイクショップをしているわたしが言うのもなんですが、もう、二輪バイクの未来は見えない とゆーのが正直なトコロです。
スマートハートで扱っている車種でも、業務用途に振ったビジネスバイクがあります。
営業でいろんな業種さまに接し、お話しを伺うと、
「いや、電気バイクの有効性は理解出来るのだが、二輪は従業員に乗せられないんだよー」
や、
「バイトの若いもんが、最近、モーターサイクルに興味がなくて、ギヤ付き二輪なんて乗れないんだよー」
とゆー意見。
もはや、電気だからバッテリー駆動だから とゆー理由で導入が決まらないケースだけではないのです。
相対的に、二輪車の導入がむずかしー世の中になっているのです。
そして、今回、お話しを頂きました、企業さまからのご依頼も、電気事業でのラインナプ強化に、ユーザー(クライアント)さまに対して、より安全性で押しが出来る電動三輪スクーターを加えたいとのご依頼。
こーした企業さまは、しょーじき少なくありません。
一般のユーザーが安全性を求めて三輪スクーターを欲しがるのとは違い、三輪スクーターの「安全性」と「ユニバーサル性」とゆーモノを商品とする考え方なのです。
参考:ジャイロUP
つまり、もはや、二輪と三輪のメリット・デメリットは、考え尽くし、比較検討し、相対的に、総合的に認識された結果であり、企業が商品化できると判断した商材が、電動スリーター なのです。
それを今さら、こちらの都合や好みで、コストがどーのこーの、かさばるだー、重いだー、なんて、言ってられない状況になっているのです。
世の中に一番に求められているのは、
- ユニバーサル性(安全性)・・・誰でも乗れる etc
- 利便性(機動性)・・・災害時にも動ける etc
- エコロジー性・・・危険燃料を積まない etc
この3大条件を満たすモノ、つまり、電動三輪スクーターが、最も普及に際して可能性の高いモノとなります。
その開発は、二輪のそれに対して遅れてはいますが、唯一、しっかりとした作りで企業さまにオススメ出来る電動三輪スクーターが、このブルーテクノ社の「X3 LOADER」です。
公式サイト→ブルーテクノ・X3 LOADER
今回、スマートハートを含む、3社顔合わせで、試乗をさせて頂けるコトとなりました。
もちろん、わたし自身も、このX3に触れるのは初めてです。
第一印象は、かなり、ジャイロUPを意識しているなー というトコロ。
なにも、塗料練り込み外装とゆー部分までマネしなくてイイと思ったのだが、計器類や、スチール、溶接部などを見る限り、中国製とは違い、台湾製ならではの品質を感じる部分だ。
スマートハートでもおなじみの、TECO・ビジネステコ と同じパワートレインを積んでおり、ベルトドライブであるコトには変わりなく、そのプーリー&クラッチ機構を使った駆動は、とても、スムーズで、かつパワフル。
ホイールインモーターとは次元の違う走りを体感出来るはずだ。
その高品質性を、試乗ではしっかりと感じれる部分で、ストローク量のあるフロントサスペションと、ホイールの剛性感、リア・サスペンションに限っては、合計3本を可動させる機構。
シート自体はぺったんこで痛いと思うのだが、それも、停止時のみ。
サスペンション性能がイイので、走りだすと、ほっとんど微振動さえもお尻に伝わらない優越性だ。
三輪特有のコーナリングのアンダー具合だが、まったく感じず、ほとんど二輪バイクを乗っているのと変わらない印象だ。
ただし、積み荷をのせると慣性力が働き、もちろん、アンダーは出るのだが、最も負荷のかかる、スイング機構の耐久性が、どこまであるのかが、カギだろう。
通常の四つ角のコーナリング、停止してからのUターン、片輪の段差乗り上げ、急制動、急加速、スラローム、すべてにおいて、高次元だった。
すばらしー!!
本家、ジャイロUPより、イイんじゃないか? と思わせるぐらいのサスペンションセッティングだ。
フロントがドラムブレーキというのも、好印象だ。
業務用バイクは、メンテナンスの観点からも、フォークの経たりを考えても、ドラムブレーキが一番だ。
ステップ高さ、シート高さ、ハンドル幅、計器類の操作性、文句のつけよーがない。
リン酸鉄リチウムバッテリー(48V20Ah)は、それぞれにBMSを介し、シート下と荷台に分散している、3パック。
最高速60キロを叩き出すこのプロトタイプは、航続距離は50~60キロぐらいと推定(スマートハート推定)。
重たいリン酸鉄リチウムを3パックも積めるトコロが、これまた3輪のイイトコロだろう。
ゆくゆくは、三元素に替え、コンパクトにし、より積むか、軽量化するか、模索中だとのコトだ。
外装などの品質をUPする必要性は感じないのだが、オプションとして、業務用に使えるアイテムを豊富にラインナップとして加えたいとは思う。
例えば、グリップヒーターや、ウィンドスクリーン、屋根キットや、100Vインバーターなどなど。
来年から本格市販が決まっているとのコトだが、このプロトタイプに関しては、短期の無料トライアルが可能とのコト。
より広い視野で見た車種選定のアドバイスなども出来るので、ぜひ、電動三輪スクーターをご検討の際は、スマートハートにご一報下さい。
電動スリーター(三輪スクーター)は、今後のモーターサイクルの主流となると確信している。
今回の記事はどぉ~でした?
今回の車両データ
バイク:ブルーテクノ・X3 LOADER
Tag: ブルーテクノ X3 LOADER 電動三輪スクーター スリーター 試乗 無料トライアル 導入テスト
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