OVERクリエイティブ@電動事業から撤退
電動バイクメーカー大手のOVERクリエイティブさん。
先日からサイトのほうも繋がらない状況で、リニューアルにしちゃ閉鎖までして大掛かりだなー
って思ってたら、電動事業から撤退との情報が入りました。
パーツ注文がちょうど入っていたので、サポート番号に電話し続けていて、発覚した限りです。
いやー サードパーティのバイクパーツメーカーでブイブイ言わせていたOVERさんの作る?(プロデュースする)電動バイクには期待を寄せて居たのですが、残念です。
開発もほっとんどしていない様子も見受けられたので、もう、こうなるコトは何年も前に決まっていたのでしょう。
スマートハート店舗で対応していても、去年より今年、ユーザーさまの電動への意識が変わりつつあるのを実感しております。
去年までは、物珍しく買って頂くお客様が多かったのですが、今季は、確実にガソリンエンジンとコスト比較しているのを感じます。
これは、イイ傾向でイイ流れです。
ながーーーい歴史のあるガソリンエンジン車との比較で、メリット、デメリットを提示し、コストやクリーン性に軍配が上がったその瞬間から、新たな電動への時代の始まりになるわけです。
なにも、定地走行時の3割増しの航続データなどを売りにしなくたって、燃料を自分の乗るモノに貯蔵するよーな危険な乗り物から移行するのは、長い目で見て当たり前なわけですから。
焦って、わざわざ信用を落とすよーなデータをサイトなどで謳う必要性などは無いと思います。
毎日、実際のお客様と接して、いろんな話しを聞いてると時代が見える時があるんです。
そーしたガソリンエンジンに対するデメリット、そして、電動や次世代エネルギーに対するメリットを、しっかり伝える能力が宿れば、業界は伸びます。
もっさりとしたサイトをこじんまり作っているメーカーさまが多いですが、手作り感もけっこーです。
でも、百歩譲って、わたしが思うのは、まずは、キレイな画像一枚撮って欲しいというコトです。
このサイトを見て頂きたい。
シンプルでいて、じゅーぶん魅力が伝わるモノです。
価格うんぬんより、もっと近くで!見たい!触りたい!と思わせるよーな素材までも感じれるキレイな画像を使っています。
自分トコロのバイク(商品)の魅力を伝えられるよーな、最高のサイトを作ってプレゼン出来る能力?センス?
これが、日本のオートバイ関連事業には足りないと思います。
航続距離やパワーうんぬんなんて、業務バイクの世界でこだわるべきコトで、コンシューマー向けに性能合戦なんて、さして意味のないコストだと思います。
今、低コストで最大の効果が発揮出来る方法、それは、まずはその商品の魅力を120%伝えるコトだと思います。
お客さんは、赤ちゃんなんです。
その赤ちゃんに、ブレーキ性能や登坂能力がどーのこーのと羅列しても、それほど意味がないです。
とびきりの画像一枚を見せたほーが効果があります。
メーカーサイトで、キレイ過ぎる商品の世界観で、ユーザーに夢を見させます。
それを、販売店のサイトで、粗をも見せ第三者判断をし、少し幻滅させ、来店時に完璧に現実に戻す。
それでもなお財布を開いたお客様が、メーカーにとって有益なユーザーとなる。
こんな流れでイイと思うんです。いや、理想形だと思います。
厳しいでしょうが、メーカーのやるべきコトは、販売サイトでポイントくっつけて買い物ボタンを押させるコトではないと思います。
話しを戻しますが、OVERクリエイティブさんは、しっかり、それがなされていた数少ないメーカーさんだったと思います。
だからこそ、残念でなりません。
もちろん、これまで買われたお客様に対して、そのOVER製電動バイクを乗らなくなる日まで、スマートハートはサポートして行きたいと思っております。
パーツ交換などのご相談、お気軽にご一報頂ければと思っております。
今回の記事はどぉ~でした?
今回の話題データ
バイク:オーバークリエイティブ・JEVO
Tag: OVERクリエイティブ JEVO 撤退 メーカー 電動事業
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